Archive for 10月, 2015

早漏治療薬のプリリジーとトノスについて

早漏とは男性が性交渉の際に短い時間で射精してしまうことを指します。パートナーの女性が性的な満足を得る前に射精してしまうことから女性との関係に問題が起こる場合もあるため、男性にとっての性的問題として認知されています。早漏の問題点は自分で射精のコントロールがうまくできないことであり、膣内に挿入した直後や、場合によっては挿入前に射精してしまう場合もあります。しかし、ほとんどの場合は精液の精子の運動性に問題も無く、膣内に射精が行えることから男性が原因の不妊症としては問題とはなりません。患者のクオリティ・オブ・ライフの観点から治療による改善が求められます。原因としては、多数を占めるのが心因性のものです。また、性行為に不慣れな場合も射精のタイミングをうまくコントロールできないために早漏となる場合があります。しかしながら包茎で亀頭への刺激に過敏になっていたり、前立腺や尿道に炎症が起きている場合などにも早漏となる場合があります。早漏対策としてはいくつかの治療薬があり、プリリジーは錠剤タイプの治療薬です。プリリジーに含まれる有効成分はダポキセチンで、射精までの時間を数倍にのばす効果が期待できます。高い効果が認められるプリリジーですが、めまいや頭痛、睡眠障害などいくつかの副作用が報告されているので使用には注意が必要となります。内服薬のプリリジーと異なり、塗り薬にはトノスがあります。トノスには局所麻酔効果のある成分が含まれており、亀頭部に塗ることで感度を鈍化させ、その分射精を遅らせることができます。またトノスには男性ホルモンのテストステロンも配合されており、男性ホルモンの不足から起こる早漏の場合には陰嚢部へ塗ることで改善が期待できます。